ジャンルを越えて
2006年 10月 01日
チック・コリア リターン・トゥー・フォーエヴァー
私がこのアルバムに出会ったのはず~っと以前、高校生の頃です。
(ハイ、私にもこんな時代がありました)
当時クラスにJAZZ好きな友人がいて、仲間内でモダンジャズがちょっとしたブームになりました。
でもその頃の私はロックが最高だと思ってましたから、JAZZは何となく古臭くてとっつき難い音楽でしかなかったのです。
そんな或る日たまたま耳にしたのがこのチック・コリアの
「リターン・トゥー・フォーエヴァー」
いやいや、衝撃でしたね!
彼らのサウンドやフローラ・プリムの透明な歌声は、それまでの私のJAZZに対する「とっつき難い」という偏見を払拭するのに十分な魅力がありました。
え?これがJAZZ?
チック・コリアはその中でもクロスオーバーと言うジャンルになるのですが、それ以来JAZZの奥深さ、多彩さにすっかり魅了されましたね。
そうなったらもうこっちのもの!チックは勿論、ヒューバート・ロウズや、あんなに敷居が高かったモダンジャズも、エラ、サラ、マイルスデイビス・・・etc、もうどんどん惹かれていきましたよ。
偏見や先入観っていけませんね~!
よく「〇〇以外は音楽じゃない!」と豪語する方がいますよね。
それが、いろんなジャンルの音楽を知った上での結論なら仕方ないんですが、昔の私がそうであったように、単に視野の狭い石頭な選択なら愚かだと思います。
せっかくの、いい音楽との出会いのチャンスを自ら閉ざしてしまっては損じゃないですか!!
(それはきっと、音楽に限らず芸術や文学でも言える事ですが・・・)
幾つになっても、いいもの新しいものに出逢った時の衝撃や感動を失わないこと!
好奇心を失わないこと!
それって、生きていく上でとても大切な事じゃないかな。
いつまでも若くあるためにも・・・(?)
私、アンテナはいつも張り巡らせていたいです。
今日のクラフトはあまり記事とは関係ないのですが、
気分を変えてビーズ以外のものを・・・!
クラフトもジャンルに捉われずチャレンジして行きたいものですから☆
話は変わりますが、先日電車で見かけた若者が黄緑地で背中に漢字で 「津波」 と描かれたTシャツを着てたんですが・・・。
コレを着ている彼と、作った人のコンセプトがイマイチ良く解らんのですが・・・。
・・・・海外で作られたものなのかな??
このファッションにも、ジャンルってあるの?
by mamaborie
| 2006-10-01 16:33
| 音楽